街に花びらで絵を描く、神戸3会場で開催

2019.4.19 07:00

『インフィオラータこうべ2018』の様子

(写真2枚)

街の道路や広場に花で絵を描くイベント『インフィオラータこうべ』が、神戸市内の3会場(元町あなもん・北野坂・北神戸)で4月20日から開催される。

「阪神・淡路大震災で傷ついた神戸を美しく彩りたい」という思いから、イタリア・ジェンツァーノの『インフィオラータ(花びらを道路に敷き詰めて絵を描くイベント)』にヒントを得て、1997年に日本で初めて神戸市三宮東エリアで開催されたのが、同イベントのはじまり。今年で23回目を数え、神戸の春の風物詩となっている。

花絵の作成は開催初日の午前9時頃からスタート。地元の住民はもちろん、企業・学生のボランティアらがおこなう。3会場でもっとも多い、33万本のチューリップを使用する北野坂会場では、今年のテーマである「動物」や新元号「令和」などをデザインした花絵が登場するという。

北野坂会場の花絵デザインイメージ

同イベントは、元町あなもん会場(4月20日・21日)、北野坂会場(4月27日〜29日)、北神戸会場(4月27日・28日)で開催され、関連イベントも各地で予定されている。神戸市では、3会場ののべ来場者数を40万人以上と見込んでいる(2018年は44万人)。入場は無料。

『インフィオラータこうべ2019』

期間:2019年4月20日(土)〜29日(祝・月)

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