神の棲む島へ、大津から20年ぶり定期便

2019.5.16 20:00

針葉樹の生い茂る竹生島。その美しさから、かつては「琵琶湖八景」と称えられた

(写真3枚)

「神の棲む島」として信仰を集める、琵琶湖の北端に浮かぶ竹生島(ちくぶしま・滋賀県長浜市)。その島と大津港を結ぶ直行便が、約20年ぶりに復活する。

島の多くが西国三十三所観音霊場の札所「宝厳寺」の聖域であることから、パワースポットとして注目を集めている竹生島。近年では年間約15万人が訪れるほどの人気スポットに。訪れた人々は竜神信仰の厚い「都久夫須麻神社」などを参拝し、宝厳寺に幸せを願う「ダルマ」を奉納するのが定番となっている。

これまでにも、今津港(滋賀県高島市)と長浜港(同長浜市)からは定期便が出ていたが、京都からほど近い「大津港」からの運行は約20年ぶり。湖を南北に縦断する2時間15分の船旅の間には、乗船する観光ガイドから、美しい景色の説明や近江にまつわる歴史物語を聞くことができる。

直行便は5月18日から11月中旬までの月2回、隔週土曜に往復で運行。片道利用なら、島で「今津港」行きや「長浜港」行きに乗り継ぎが可能。料金は往復大人6800円、小学生3400円、片道大人3500円、小学生1750円。電話での事前予約制(077−524−5000)。

竹生島縦走クルーズ

2019年5月18日(土)運行スタート
住所:大津港(大津市浜大津5-5-1)
電話:077-524-5000
料金:往復大人6800円、小学生3400円 片道大人3500円、小学生1750円 ※事前予約制

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本