ストリートアートの歴史など、京都で講演

2019.5.22 17:00

「クイックターン・ストラクチャー」を描いた作品

(写真2枚)

「京都精華大学」(京都市)の講演会に、アーティスト・大山エンリコイサムが登壇。都市の壁面にアートを描く「ストリートアート」文化の歴史や、自身の作品についてのトークを6月6日に開催する。

ストリートアートのなかでも、地下鉄や建物の壁に「エアロゾル塗料」で文字を描くアート「エアロゾル・ライティング」に造詣の深い彼。ゲリラ的に描く行為こそ犯罪だが、アメリカではそのアートを壁面に描き、展示するためのアートセンターがあったほど、文化としてしっかり定着している。

彼はそうしたストリートアートの歴史を研究するとともに、自身でも作品を制作。自分の名前などの「文字」をモチーフとする「エアロゾル・ライティング」から「文字」をとりあげ、そのデザイン性や「形」だけを反復させた独自のモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」を生み出した。

アーティスト・大山エンリコイサム

同講演ではそのモチーフにまつわる制作論や、背景としてあるニューヨークのストリートアートの歴史についてトークがおこなわれる。講演は6月6日・夕方4時20分から。料金は無料で、申し込み不要(先着順に入場)。

『反復と人格 クイックターン・ストラクチャーについて』

日時:2019年6月6日(木)・16:20〜17:50
会場:京都精華大学 友愛館アゴラ
料金:入場無料(申し込み不要・先着順)

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