長谷川博己が見学、滋賀に明智光秀の書状

2019.5.22 13:00

西教寺に残された明智光秀による書状「供養米寄進状」を見学する長谷川博己(20日・西教寺)

(写真5枚)

2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、俳優・長谷川博己が演じる明智光秀。その菩提寺である「西教寺」(大津市)には光秀の人柄が垣間見られる書状が残されている。

「西教寺」に伝わる、ただひとつの光秀の書状という「供養米寄進状」。戦で亡くなった18人の武士を供養してもらいたいと、光秀が同寺にお米を寄進した際の書状で、武士17人の名前に加えて身分では最下層の中間となる人物の名前も添えられている。

同寺の蜂谷真勝さんは、「光秀の部下を大事に思う気持ちが表れている書状として非常に大事にしています」と説明。書状を前に説明を聞いた長谷川は、「戦に対してどう思っていたのか、考えさせられました。書状の字からは、繊細なやさしさを感じ、芸術性のあった方じゃないかとふと思いました」と光秀像に思いを巡らせた。

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