ラグビーW杯トロフィー、聖地・花園に

2019.6.14 21:30

左が元日本代表・大西将太郎さん、右が元日本代表・タウファ統悦さん(14日・花園ラグビー場)

(写真4枚)

ラグビーワールドカップの優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が14日、高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場(東大阪市)に到着。元日本代表の大西将太郎さん、タウファ統悦さんが地元の高校生ら約300人とともに、大会への機運を盛り上げた。

FIFAワールドカップ(サッカー)、夏季オリンピックと並び、世界3大スポーツ大会と称されるラグビーワールドカップ。アジアで初めてとなる2019日本大会は、今年9月20日から11月2日にわたって、全国12都市で開催される。

世界20カ国を巡る最後の訪問国・日本に到着した「ウェブ・エリス・カップ」。雨のなか、ブラスバンドによる演奏とともに、大西さんとタウファさん、そして、日本大会公式マスコットのレンジーらが登場。常翔学園高校ラグビー部、中学校スクール選抜らとともに、優勝チームしか触れることのできないトロフィーのお披露目に、興奮を隠しきれない様子だった。

雨のなか、約300人が集まった「ウェブ・エリス・カップ」のお披露目イベント(14日・花園ラグビー場)

東大阪出身の大西さんは、「花園にウェブ・エリス・カップが来るという夢のような場面に立ち会えて、ホントにうれしく思います」とコメント。近鉄ライナーズのアンバサダーをつとめるタウファさんも、「花園は特別な場所。そして、東大阪市はラグビーの街、ということをもっと知ってもらいたい」と意気込んだ。同カップは今後、全国各地を訪問する。

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