AGCの溶解炉ガラス作り、キッザニアに

2019.7.9 14:00

「キッザニア甲子園」の『ガラス工場 火入れ式』に参加した子どもら。後列左からKCJ GROUP・圓谷道成副社長、AGC・宮地伸二CFO

(写真2枚)

子どもが主役の職業体験型テーマパーク「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)に1日、「ガラス工場」が登場。パビリオン前でオープニングセレモニーがおこなわれ、出展したガラスメーカー「AGC(旧旭硝子)」の宮地伸二CFOらが登壇した。

ガラスや鏡の製造工程を学び、鏡のサンプルを作ることができる同パビリオン。宮地CFOは、「砂を溶かすところから、加工工程では鏡を作るところまで一貫したラインを体験できます。この体験を通じて、子どもたちに『ものづくり』の楽しさや科学の面白さを味わっていただきたい」と挨拶した。

その後、同社の工場立ち上げ時にもおこなわれるという、ガラス製造の仕事初めには欠かせない『火入れ式』が開催。トラブルなく安全に稼働するよう願いを込めて登壇者がボタンを押すと、パビリオンのなかにある溶解炉に火が入り、同パビリオンがオープンした。

同パビリオンでは、ガラスを作るために砂を溶かす溶解炉の様子も観察
同パビリオンでは、ガラスを作るために砂を溶かす溶解炉の様子も観察

セレモニー後に早速体験した子どもたちは、「ガラスが砂でできているって知らなかった」(園児・女の子)、「ここ(溶解炉)が本当に熱かった!すごいびっくりした」(小学生・男の子)と、初めての体験に興奮気味。宮地CFOは、「キッザニアでは素材業は初めての出展ということなので、素材業がみなさんの暮らしを支えているという事を少しでも感じていただければ」と話した。

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