今日こそ決定を、大阪初の世界遺産

2019.7.6 15:35

堺市のキャラクター・ハニワ課長とハニワちゃんも会場を訪れて、登録の瞬間を待つ。

(写真3枚)

世界遺産登録の結果待ちとなっている大阪府の「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」。5日に審議が予定されていたが、6日に持ち越し。登録の瞬間を祝うために、多目的ホール「フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)」でのパブリックビューイングに続々と人々が集まってきている。

13時の開場から「百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を応援する堺市民の会」の会員や、「堺観光ボランティア協会」のガイド、大阪府民が集まりはじめた同会場。堺市のキャラクター・ハニワ課長との記念撮影を楽しんだり、10月1日にオープンするホール内の雰囲気をじっくりと味わっていた。

40代の堺市女性は、「自分の地元を応援したいという思いで来ました。今回のイベントは今日だったら行けると思っていたので持ち越してうれしい」と、記念すべき瞬間を心待ちにしているという。会場は入場無料で、だれでも参加できる。

会場のフェニーチェ堺
会場のフェニーチェ堺

アゼルバイジャンで開催中の『第43回世界遺産委員会』で15時(日本時間)から他国の審議がはじまり、15時半の時点で3番目に登録の可否が発表される予定。夕方に結果が出るのではないかと言われているが、時間はまだ不明である。

『「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産委員会 パブリックビューイング』

日時:2019年7月6日(土)・13:00〜
会場:フェニーチェ堺(堺市堺区翁橋町2-1-1)
電話:072-228-7014(堺市 文化観光局 世界文化遺産推進室)

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