ハニワ課長「堺の宝が世界に」とコーフン

2019.7.7 17:05

左から、饒舌なハニワ課長と、ジェスチャーのみのハニワちゃん

(写真3枚)

大阪府の堺市・藤井寺市・羽曳野市に位置する「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録が6日に発表。同日に、応援キャラクターとして尽力してきたハニワ課長、堺市文化観光局長・宮前誠さんが記者会見をおこなった。

年齢は約1600歳、スーツ姿に土器顔のハニワ課長。世界文化遺産に登録に決まるまで「ドキドキ(土器)しています。コーフン(興奮)しています」と、ハニワ・ジョークを次々と繰り出し、市民からも愛される存在となった。

国内推薦まで3回落選したことを振りかえり、「ダメやダメやと言われているので、なんで古墳の良さが伝わらないんだろうと。一時は自分が悪いんじゃないかと引退を考えました」と当時の思いを語りつつ、「堺の宝が、世界の宝に。これからは世界に向けて、サイコーフンスタティック! あっ、今の伝わらないですね、最高+古墳+(ファン)タスティックです」と新ネタを披露した。

堺市文化観光局長・宮前誠さん。「街なかで1600年間守ってきた市民の活動が高く評価されたというのが驚きでした」と語った
堺市文化観光局長・宮前誠さん。「街なかで1600年間守ってきた市民の活動が高く評価されたというのが驚きでした」と語った

宮前さんは、「これまでは世界遺産登録を推進してきたが、これからは守っていくためのスタートではないかと。大阪府の吉村洋文知事と3市のトップが8日に帰国して、どういう指示があるのか。今まで以上に注目され、『上空から見たい』『カギ穴が見たい』という要望はますます強くなっていくと思いますので、我々としてはどんな工夫をしていくのか考えていきたい」と語り、今後の展開について注目が集まっている。

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