バーテン役の木竜麻生「武術の指導みたい」

2019.7.13 18:00

2018年には「東京国際映画祭」や「キネマ旬報ベスト・テン」などで新人賞を獲得した木竜麻生。連続ドラマでは初主演となる

(写真2枚)

7月13日にスタートするドラマ『まどろみバーメイド』(テレビ大阪)。その記者会見が12日に「テレビ大阪」(大阪市中央区)でおこなわれ、主役のバーテンダー・雪を演じる木竜麻生が撮影時の様子を明かした。

映画『菊とギロチン』で主演経験はあるものの、連続ドラマでの単独主演は初の木竜。しかし、特に気負うこともなく「自分の役をどこまで考えてやれるのかということと、約1カ月の撮影で、監督やスタッフ、共演者のみなさんとなるべく距離を縮めよう」ということを心がけて撮影に挑んだそうだ。

演じるのは、客が望みそうなカクテルをピタリと提供する、天才肌のバーテンダー・雪。撮影前には、みっちりと訓練を受けたといい、「カクテルの作り方はもちろんですけど、立ち方から教えていただきました。立ちっぱなしでも腰を痛めないのが一流のバーテンダーということで、丹田(たんでん・へその下辺り)を意識して、重心を下にして・・・と、武術の指導みたいでした」と意外な極意を明かした。

「お酒は好きでよく飲んでる」とは言うものの、カクテルにはなじみがなかったという木竜。「今はすごく興味を持っていて、ドラマに出てきたカクテルを全部飲んでみたい。みなさんも深夜にまったりドラマを見ながら『お酒飲みたいな』と思ってもらえたら」と期待を語った。

本作は、気鋭のイラストレーター・パオの漫画が原作で、月夜の晩に現れる「屋台バー」の女性バーテンダー・雪と、さまざまな悩みを抱えて屋台を訪れる客との交流が描かれる。第1話は7月13日・深夜0時56分から放送(毎土曜・全12話)。

取材・文・写真/吉永美和子

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