神戸だからこそ実現、古本屋ラリー企画

2019.7.20 09:00

ラリー台紙には、宿題リストがびっしり。今回のラリー企画は約3年ぶり

(写真5枚)

神戸市内の古本屋6軒を巡るイベント『私立よこしま学園初等部 ぼくとわたしの夏休み』が、7月20日からスタート。1日あれば巡れる範囲内に、古本屋が密集しているからこそ実現した企画だ。

企画したのは、「エメラルドブックス」「蚊帳文庫」「花森書林」「ハニカムブックス」「古本屋ワールドエンズ・ガーデン」「1003」の店主6人によるユニット「コウベボーダーズ」。絵本の品揃えが充実しているお店もあれば、お酒が飲めるお店もあったり、個性あふれるお店ばかり。

これまでも御朱印・人生ゲーム・学校などをテーマに、ユニークな企画をおこなってきたが、今回のテーマは小学校。「なつやすみのとも」と題されたラリー台紙には、写真提出が必要な宿題リスト(ポイント制)や、校歌などが記されている。

花森書林の店内、さまざまなジャンルな本がそろう
花森書林の店内、さまざまなジャンルな本がそろう

神戸のトアウエストで「トンカ書店」を営み、今年2月の移転を機に「花森書林」に店名変更した森本恵さんは、「世間では本屋が減っていると言われますが、実は神戸では増えています。だからこそ、実現できた企画。普段から巡っている方も多いのですが、このイベントを機に初めてお店を訪れたという方も。学生服を着るという冗談半分のお題にしっかりみなさん応えてくれるのがうれしいですね」と話す。

ラリー台紙は100円で、6店舗巡ると特製缶バッジをプレゼント、宿題リストをこなして30ポイント貯めると各店舗500円以上の購入で100円引きになる。期間は8月11日まで。7月27日と8月2日は、「エメラルドブックス」店主と巡るツアー(500円・交通費別)もおこなわれる。

『コウベボーダーズ presents 私立よこしま学園初等部 ぼくとわたしの夏休み』

期間:2019年7月20日(土)〜8月11日(日)
会場:エメラルドブックス、蚊帳文庫、花森書林、ハニカムブックス、古本屋ワールドエンズ・ガーデン、1003(神戸市内)
料金:ラリー台紙100円

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