想像界のクリーチャーが集結、みんぱくに

2019.7.23 21:15

特別展『驚異と怪異──想像界の生きものたち』チラシイメージ

(写真5枚)

想像の世界に生きる、霊獣や幻獣、怪獣が集まった特別展『驚異と怪異──想像界の生きものたち』が、8月29日から「国立民族学博物館(通称みんぱく)」(大阪府吹田市)で開催される。

「なぜ人類は、この世のキワにいるかもしれない不思議な生きものを思い描き、形にしてきたのか?」という問いとともに、約630点もの資料が展示される本展。

人魚や龍、カッパ、天狗、狼男などをモチーフとした仮面、彫刻、絵画をはじめ、ミイラなどが世界各地から集められる。

さらに想像界の文化史を辿り、人類が頭でイメージし始めた頃から現代アーティストらが生みだすクリーチャー(想像上の生きもの)までが展示。

五十嵐大介『異種の行進(マーチ)』(部分)
「異類の行進(マーチ)」(部分)©五十嵐大介 2019

映画『海獣の子供』など繊細に自然世界を描く漫画家・五十嵐大介や、グロテスクな作風で知られるチェコスロバキアの芸術家ヤン・シュヴァンクマイエルなど、クリエイターらの作品を通して人類の想像力について探る。

観覧料は一般880円、大学生450円、高校生以下無料。11月26日まで。

『驚異と怪異─想像界の生きものたち』

日程:2019年8月29日(木)〜11月26日(火)
会場:国立民族学博物館(吹田市千里万博公園10-1)
料金:一般880円、大学生450円、高校生以下無料
電話:06-6876-2151(代)

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