大阪府とキリン堂、府民の健康向上に連携

2019.8.1 17:30

左から、大阪府広報担当副知事の百舌鳥やん、大阪府の吉村洋文知事、「キリン堂」の寺西豊彦代表取締役社長(31日・大阪府庁)

(写真1枚)

大阪府は31日、府内に110店舗をかまえるドラッグストア「キリン堂」と包括連携協定を締結。その締結式が31日、「大阪府庁」(大阪市中央区)でおこなわれた。

今回の協定は、大阪府と「キリン堂」が、健康、子ども・福祉、環境、府政のPR、安全・安心、雇用など6分野で連携するというもの。ドラッグストアが同府と包括連携するのは今回が初めてになる。

特に力を入れるのは、「キリン堂」が得意とする病気を未然に防ぐための提案「未病対策」。吉村知事はこの日、「大阪万博には、『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマが掲げられている。関西は医療に関しても強く、その強みを活かしながら、万博に向けて府民の健康も向上させていきたい」と話す。

また、「キリン堂」の寺西豊彦代表取締役社長は、「超高齢社会のなか、府民の方たちのために健やかで、お年寄りも元気に輝けるような社会になることに貢献したい。子どもの貧困と健康については貢献の仕方を大阪府とともに考えていきたい」と意気込んだ。

取材・写真/岡田由佳子

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