調剤薬局によるカフェ、大阪・千林に誕生

2019.8.16 08:00

薬局(奥)に隣接する「きららみらい星の子カフェ」

(写真5枚)

調剤薬局によるカフェ「きららみらい 星の子Cafe」(大阪市旭区)が8月8日、大阪・千林にオープン。管理栄養士が考えた低カロリーで栄養価の高いメニューが提供される。

調剤薬局が隣接しており、薬剤師のほか、管理栄養士も常駐している同店。同店の運営会社「J☆みらいメディカル」広報の南さんは、「調剤薬局は、病気の方に処方薬を出すほか、病気にさせないという使命があります。また、生活習慣病などで服薬している人の薬がだんだんと増える傾向にある現状をストップしたいという思いがあった。そこで管理栄養士に常駐してもらい、栄養相談と食事ができるカフェを作りたかったんです」と、オープンの経緯を語った。

月替わりでメニューが変わる「カラダよろこぶランチプレート」(980円)。塩分量2g、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスも抜群で、620kcal

オープンから1週間、人気メニューは1食2gの塩分量を実現した「カラダよろこぶランチプレート」(980円)。現在、厚生労働省が生活習慣病予防のために推奨する塩分摂取量は6g/日が目安とされており、1日3食の場合、1食で摂取できる塩分は2gなのだそう。

理想的な塩分、栄養の食事を実現するのが難しかったという料理は、医師監修のもと、すべて管理栄養士によるレシピ考案と調理がおこなわれている。どれも塩分控えめで薄味ではあるものの、素材の味がしっかりするため、物足りなさは感じない。実食することで、適切な塩分量の味付けを知ることができるのも魅力だ。

今後、同店では栄養相談会や、料理教室などのイベントが開催予定。場所は京阪千林駅東口から徒歩1分で、営業時間は11時から17時(ランチは15時まで)。

取材・文・写真/野村真帆

「きららみらい 星の子Cafe」

2019年8月8日(木)オープン
住所:大阪市旭区清水1-19-19
時間:ランチ11:00〜15:00、カフェ13:00〜17:00
※日祝休
電話:06-6965-0015

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