今年で引退、叡電・鞍馬駅名物「大天狗」

2019.8.18 07:00

「大天狗」のリニューアルを発表した叡山電鉄のポスター

(写真1枚)

現在、『鞍馬線開通90周年事業』をおこなっている「叡山電鉄」(本社:京都市左京区)が、鞍馬駅前のモニュメント「大天狗(おおてんぐ)」の引退を発表した。

1994年に「平安建都1200年」を記念して鞍馬の自治会により制作され、2002年から同駅前に設置された「大天狗」。台座を含む高さは約4m、幅約2m、鼻の長さが2.3mの発泡スチロール製で、長年屋外に設置されてきた影響から老朽化が著しく、2017年の大雪の際には積雪の重みに耐えられず、長い鼻がポキンと折れたこともあった。

これまで、地域の住民や観光客から親しまれてきたが、現在の「大天狗」は12月20日(予定)をもって展示が終了。デザインも新たにFRP(強化プラスチック)製に生まれ変わる二代目「大天狗」は、10月18日からお披露目されるという。

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