久元神戸市長「ストリートピアノ増やす」

2019.8.23 11:00

定例会見で神戸空港のストリートピアノについて語った久元喜造市長(22日・神戸市役所)

(写真1枚)

神戸市の久元喜造(ひさもときぞう)市長は22日、「神戸市役所」(神戸市中央区)で会見し、8月31日から「神戸空港」にストリートピアノを設置すると発表した。

ストリートピアノは、街角に設置された誰もが自由に弾けるピアノで、街ににぎわいが生まれることを目的に導入。JR「新神戸駅」やハーバーランドの地下街「デュオこうべ」、神戸港の「ポートターミナル」など、神戸市内にはすでに5台が設置されている。

会見で久元市長は、「私もときどき立ち寄るが、とくにデュオこうべではよく弾かれている。『ストリートピアノができたから、長らく弾いていなかったピアノを再開した』という人もいた。知らない人どうしの間に会話が生まれたりして、ささやかなことだが神戸の新しい魅力になりつつある。今後もどんどん増やしていきたい」と、新たな文化が定着し始めていることを喜んだ。

取材・文・写真/合楽仁美

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