ダイドーの缶コーヒー、なぜ三重県限定?

9月2日から新発売される「ダイドーコーヒー 三重まろやかカフェオレ」(115円・税別)
デザインだけでなく、県人好みの味まで考えられた県限定の商品「ダイドーコーヒー 三重まろやかカフェオレ」が、9月2日から発売される。しかし、なぜ三重県限定なのか? その背景を探った。
9月2日から三重県の自販機限定で発売される同商品は、5種類の焙煎豆ブレンドと、生クリーム入りミルクがうまく調和したカフェオレ(115円・税別)。パッケージには名所「伊勢神宮」をイメージさせる鳥居を中心に、三重の海や山々をデザイン。県の形をしたラテアートが配置されるなど、ご当地らしさが演出されている。
「企画のきっかけは、三重県で自販機の管理をするルートセールススタッフたちの声でした」。そう教えてくれたのは、同商品を発売する「ダイドードリンコ」(本社:大阪市北区)広報担当者の中川さん。「日頃からご愛顧いただいている地元の方々にお礼がしたいと。『こういう商品が求められているのでは?』という現場の感覚もあったようで。年に1度、社員からアイデアを募集する社内チャレンジ制度に企画を出してもらいました」。企画は好評価を集め、実現に至った。
そもそも飲料メーカーとして「県限定の味・デザイン」を謳った商品は意外と少ない。過去に「ジョージア」(日本コカ・コーラ)が中国地方向けの甘い缶コーヒーを発売したほか、「ボス」(サントリー)が7つの地域(東北、関西、九州など)ごとに味を変えた「セブンズボス」を発売していたが、いずれも「地域」向け。前出の広報・中川さんも「断言はできないが、ほかに県限定のものはあまり無いと思う」という。
「現場から『三重の人に恩返しがしたい』という声が上がったこと、社員の声を拾い上げる制度や風土が社内にあったことが、実現の要因だった」と中川さん。誰よりも消費者に近い現場スタッフの想いが、自販機を通して、三重県民に届く日は近い。
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