ハニワの日に、ハニワ課長が部長に昇任

2019.8.28 17:20

左から永藤英機堺市長とハニワ部長

(写真3枚)

世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」のPR活動に奮闘してきたハニワ課長が部長に昇任し、CHO(チーフハニワオフィサー)に就任。8月28日(ハニワの日)に、「堺市役所」(堺市堺区)で辞令交付式がおこなわれた。

「コーフン(古墳)してます」「ドキドキ(土器土器)する」など、独自の古墳ギャグを会見の度に披露してきた、齢1600歳のハニワ部長。活動開始時の平成26年の頃は、「子どもがわめくほど泣かれた」そうだが、イベントやテレビ出演を通じて、「今は(見つけたら)走って来てくれる」ほど、堺市では人気者となっている。

今回は堺市からの初の辞令とあって、「緊張しています」と繰り返しながら、硬い面持ちとなったハニワ部長。永藤英機堺市長は「これまで以上に盛り上げていただきたいということから昇進を決定しました。私よりも知名度があるので(笑)」と、今回の辞令についての理由を語った。

また、CHOの役割について「『百舌鳥・古市古墳群』が、ユネスコの世界遺産委員会から評価されたのは副葬品であったり、ハニワなどの埋葬物が非常に高い価値があるということ。これからは、ハニワを含めた文化の価値もPRしてほしい」と説明。それを聞いた部長は、「CHOって何するのかなと思っていたのですが、そういうことなんですね!」と、新たな任務について納得した様子だった。

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