万博&IR同時開業に前進、市長も高評価

2019.9.5 23:00

「大阪市役所」内で会見をおこなった松井一郎市長(5日・大阪市内)

(写真1枚)

大阪市の松井一郎市長は5日、「大阪市役所」(大阪市北区)で会見をおこない、国が4日に公表したIR(カジノを含む総合型リゾート施設)の立地区域選定に向けた基本方針案について、「我々の要請を重く受け止めてくれた。2025年に万博と同時開業を目指して動き出せる」と評価した。

『大阪・関西万博』とIRの同時期開業を目指している大阪府と市。今回、公表された国の基本法案によって、法案の『策定前』であっても、都道府県において実施法案の策定や事業者の公募・選定の手続きをおこなっても良いと明示され、年度内にパートナー(事業者)が決定できることとなった。

「これまで国に対して、とにかく早く、我々に具体的な提案をさせてほしいと要望してきた。それを重く受け止めてくれたと思う」と松井市長。そして、「安倍政権のインバウンド数値目標は、2020年に4000万人、2025年に6000万人。万博に合わせてオープンすることで相乗効果を生み出せ、安倍政権の観光戦略、数値目標をクリアするパーツになる」と力強く語った。

取材・写真/岡田由佳子

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