阪神高速4号湾岸線、10日間の通行止め

2019.9.10 09:00

「安全性、走行性のさらなる向上を目指して全力をあげて取り組んでまいりますので、何卒、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします」と同社

(写真5枚)

「阪神高速道路」(本社:大阪市中央区)が、高速道路の長寿命化に向けたリニューアル工事を実施。阪神高速4号湾岸線の「南港北出口」から「大浜出入口」までの上下線約8.8kmが11月20日から30日まで終日通行止めとなる。

大阪港の「天保山出入口」から関西国際空港連絡橋へとつながる「りんくうJCT」を結ぶ4号湾岸線。特に大型車の利用が多いことから、「荷重の繰り返しにより、橋の道路床面である鋼床版に疲労亀裂などの損傷が多く発生しております」と同社は説明する。

そこで本工事では、鋼床版の疲労耐久性を向上させるため、アスファルト舗装からより強度の高いコンクリートに変更。さらに、高排水の舗装や見やすい案内標識などを導入する。

また、これまで5号湾岸線1車線・16号大阪港線2車線だった「南港ジャンクション」の合流手前も工事。神戸やUSJ方面からの交通量を考慮して湾岸線2車線・大阪港線1車線へと変更することで、走行安全性を高めるとともに渋滞緩和を図るという。

終日通行止めは、11月20日・早朝4時から30日・朝6時の10日間。また、交通影響が小さいことを理由に、11月6日から20日に同区間中の「南港北〜三宝」間で昼・1車線、夜・2車線規制が実施され、終日通行止めに先立ち工事がおこなわれる。

なお、同区間内の「三宝ジャンクション」から6号大和川線「鉄砲出入口」までの1.4kmも同日程で終日通行止め。工事全体の迂回ルートや交通影響予測などは公式サイトで案内される。

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