安藤忠雄の発案、駅にお花の絨毯が出現

2019.9.27 16:00

秋の季節を代表するコスモスやバラなど、色とりどりの花であふれる会場(27日・大阪市内)

(写真5枚)

JR大阪駅上の「時空の広場」(大阪市北区)に、花が咲き乱れる「フラワーアートミュージアム」が出現。10月14日まで披露されている。

同イベントは、建築家の安藤忠雄さんが発案。「大阪の街を美しくしたい」という思いを、大阪府の副知事が受け止めて実現にいたり、2012年から開催してきた。今年はラグビーW杯開催期間中ということもあり、参加国の花も色とりどりに植えたという。初日となる9月27日にオープニングセレモニーがおこなわれ、来場者に安藤さんのサイン入り著書や花がプレゼントされた。

大阪府副知事や安藤忠雄さんらが、来場者にお花をプレゼントした(27日・大阪市内)

著書をもらった尼崎市内に住む母親と息子さんの2人は、「朝8時から並びました。安藤さんの建築のファンで、ご本人に握手してもらって感激です」と話した。安藤さんは「2025年の万博に向け、美しい大阪としてイメージアップできれば。大阪駅以外のほかの駅でもやればいいと思う」と話し、「まずは見に来てもらわなあかん。自然と建築と人間はセットですから」とアピールした。

期間中は、フラワーアレンジのワークショップ(500円)や、高校生によるフラワーアレンジバトル、最終日には花のプレゼントもおこなわれる。「時空の広場」は「大阪ステーションシティ」の5階。展示は8時から23時半(最終日は20時)まで。

『フラワーアートミュージアム2019』

期間:2019年9月27日(金)〜10月14日(祝・月)
時間:8:00〜23:30(10/14は〜20:00)
会場:時空の広場(JR大阪駅・大阪ステーションシティ5F)
料金:無料

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