関西マダムも虜、突如現れた大阪のチャイ店
大阪の問屋街・船場の丼池ストリートに、突如異国情緒あふれるチャイ専門店が出現。カウンターに立つバングラデシュ人の店主と、ほのかに漂うスパイスの香りが印象的な、本格チャイ専門店「AKASH CAFE(アカシュカフェ)」(大阪市中央区)だ。
同店は、「日本人にもおいしい本場のチャイを飲んで欲しい」と、イギリス・ロンドン出身のシャドさん(26歳)が今年8月にオープン。留学していた大阪の地を気に入り、大学卒業後に再来日。大阪で本業のWEBデザインをする傍ら、チャイ専門店を出店した。関西弁バリバリで人懐っこい彼と話しながら飲むチャイは、日常を忘れてホッと一息つけると評判だ。
しかし、店頭には日本語の看板やメニューもなく、オープン当初は「何の店か分からんから、3〜4回通りすぎてやっと入ってくる人が多かったなぁ」というシャドさん。最近では、近隣のOLや学生はもちろん、土地柄もあってか大阪マダムも多く、口コミでの来店も増加。開店から2カ月経った今では、「オバちゃんがチャイを飲みながら、井戸端会議をしてるよ(笑)」(シャドさん)と、早くも丼池ストリートの憩いの場となっているようだ。
取材中に来店した50代の女性は、「通りがけに見つけて来ました。本格的でおいしいし、学生の頃に中津のカンテ(・グランデ)で飲んだチャイを思い出します」と、懐かしい思い出とともに、本場の味を楽しんでいた。
両親はバングラデシュ出身で、日頃からカレーやチャイなどを食文化に持つ南アジア文化との距離が近い環境で育ったシャドさん。そんな彼が作るチャイは家庭直伝の味をベースにした6種類がスタンバイ。
数々の種類のスパイスをブレンドして作るチャイは、香りも味もスパイシーで、まさに本場の味。なかでも甘すぎずショウガの辛みが効いている「ジンジャー&カルダモン」(450円)が1番人気。また、スパイスにあまり馴染みのない人でも飲みやすいようにアレンジした「チョコチャイ」(600円)も好評だという。場所は大阪市中央区久太郎町3−1−22。営業時間は11時〜18時。定休日は日曜。
取材・写真/野村真帆
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