河川敷埋め尽くすコスモス、これから見頃

2019.10.16 13:30

阪神間最大級のコスモス園として市内外から多くの花見客が訪れる「武庫川髭の渡しコスモス園」 写真は過去開催時の様子

(写真3枚)

兵庫県尼崎市を流れる武庫川の河川敷「武庫川髭の渡しコスモス園」(尼崎市)で、コスモス約550万本が開花。約13000平米を色とりどりのコスモスが埋め尽くす。

かつて旧西国街道の武庫川を渡る渡し場があり、近くにあった茶屋の主人の顔にちなんで「髭の渡し」と呼ばれた、と伝わる同エリア。一時はゴミの不法投棄などで河川敷は荒れ果てていたが、2003年に地域のボランティア団体「髭の渡し花咲き会」らが市と協働し、コスモス園として再開発をおこなった。

2018年には過去最多約5万4000人(概算)が来場した同園。17年目となる今年は10月12日からの開園だったが、心配された台風被害について「台風19号の影響はなく、現在は通常通り営業しています」と同市は説明する。

種が蒔かれるのは例年8月下旬から9月上旬頃で、品種はセンセーション、ダズラ、オレンジフレア。現在は5割ほどの開花状況で、11月中旬までが見頃という。

「武庫川髭の渡しコスモス園」

日程:2019年10月13日(日)〜11月中旬
会場:武庫川河川敷(兵庫県動物愛護センター南側)
料金:入場無料
電話:06-6489-6530

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