ウイスキー&赤に合うポッキー、味も改良

2019.10.23 18:00

プレッツェル部分に焙煎大麦を練り込み、よりウイスキーに合う味に仕上げた「大人の琥珀」(オープン価格)

(写真2枚)

菓子メーカー「江崎グリコ」(本社:大阪市西淀川区)が、ウイスキーや赤ワインに合う「ポッキー」商品をリニューアル。10月22日から、通販サイト「Amazon」のほか、一部の蒸留所、百貨店などで発売されている。

棒状チョコレート菓子「ポッキー」を「お酒に合わせる」という発想が広まったのは1976年頃のこと。当時放送されたキャンペーンCMでは、氷入りのブランデーグラスにポッキーを入れて、空間演出に使う様子が写され、その意外性から東京・大阪など都市部のバーでおつまみとして流行したという。

そうした歴史もあり、「江崎グリコ」はお酒に合わせるポッキーをこれまでにも開発。2016年にはウイスキーに合う「ポッキー『大人の琥珀』」、2017年には赤ワインと相性の良い「ポッキー『女神のルビー』」を販売し、通販サイトを中心に好評となった。

人気商品のリニューアルについて、広報担当者は、「2016年の発売以来、お客さまからの反響の声が集まっておりました。『2人で食べるには本数が多い』ということや、味についての感想などを反映しつつ、よりお酒に合うお菓子へとリニューアルしました」という。

全体の太さを25%増量して本数を減らしたほか、「大人の琥珀」にはウイスキーの原料でもある「焙煎大麦」を練り込み、穀物の香ばしさを引き立てた。さらに「女神のルビー」にはパルメザンチーズを追加して赤ワインとの相性をより高めるなど、ペアリングの工夫が光る商品となっている。価格はオープン価格。

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