新しい神戸市博で、レトロかわいいを満喫
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約2年間の工事を経て、リニューアルオープンした「神戸市立博物館」。かつては「旧横浜正金銀行神戸支店」だった
約2年間の工事を経て11月2日、1982年の開館から初めてリニューアルした「神戸市立博物館」(神戸市中央区)。昭和10年竣工の近代建築の魅力はそのまま、展示室エリアを改装している。
「東西文化の接触と変容」をテーマとする同館は、西洋と東洋、その文化がミックスして生まれた資料や作品など約7万点をコレクション。そのスタイルが館内にも活かされ、レトロかわいいポイントがあちこちに。今回は、そんな展示やショップの気軽な楽しみ方をご紹介。

教科書掲載のザビエル像に出合える(2F・コレクション展示室)
江戸時代に描かれた、重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」のための専用室が登場。ご存じザビエルが、めらめらと燃えるハート型の心臓を抱え、宙を天使たちが舞い、心トキメクような構図。コレクション展示室の入場料は一般300円ほかで、国宝の「桜ヶ丘銅鐸・同戈群」も鑑賞可。

カフェで予約制のアフタヌーンティーを(1F)
1階にあるカフェ「凸凹茶房」は、神戸でカフェを展開する「PATISSERIE TOOTH TOOTH」による新しい和と洋をミックスした新ブランド。アフタヌーンティー(2800円税別・2名~)を予約すれば、明治時代の異人館「トムセン邸」を復元した特別室でいただくことができる。当時のデコラティブな家具が配置され、かつての洋館でいただいている気分に。
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南蛮柄のスタイリッシュなグッズが充実(1F)
カフェに併設されたミュージアムショップでは、ザビエル像をモチーフとしたものや、南蛮文化から着想を得た文房具やスイーツのオリジナルグッズが新登場。ポルトガルの砂糖菓子「コンフェイト」が語源である「金平糖 ミックス」(580円税別)や、「カステーラ」(750円税別)は、思わずパケ買いしたくなるビジュアル。ほかに作家によるアクセサリーなど、デザイン性に優れた雑貨などをセレクト。

名コレクションから厳選、展示でレトロな魅力を(1~3F)
リニューアル記念として、12月22日まで開催中の企画展『神戸市立博物館名品展-まじわる文化、つなぐ歴史、むすぶ美-』。コレクション約7万点のなかから151点を展示(前期後期で展示替えあり)。西と東がミックスし合って生まれる、ハイカラな屏風や作品に注目を。また約20点前後の日本・世界地図、地球儀などが勢揃いし、そのデザインや地形も興味深いところ。入館料は一般1000円ほか。
1階の入場料金は無料、特別展やコレクション展示室は高校生以下無料、毎週土曜は21時まで開館。フラリと博物館に立ち寄って、ゆっくり気分転換に過ごすのもおすすめ。【写真】予約制の特別室など
「神戸市立博物館」
2019年11月2日(土)リニューアルオープン
住所:神戸市中央区京町24
時間:10:00~17:00(土曜~21:00)※入館は閉館30分前まで ※月曜休(祝日の場合は開館、翌日休館)
電話:078-391-0035
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