飯豊まりえ「初顔合わせは地獄だった」

2019.11.5 18:00

初舞台は、「みんなが一生懸命届けようとひとつになっている時間が素敵。幸せな時間」と飯豊まりえ(左)と宅間孝行

(写真3枚)

10月からスタートした全国ツアー中の舞台『流れ星』が、12月の大阪公演で千穐楽を迎える。作・演出の宅間孝行と出演者の飯豊まりえが、先日大阪市内でおこなわれた取材会で本作について語った。

自称魔法使いのマリーという、物語を進める上でも重要な役割に挑んでいる飯豊は、本作が舞台初出演。稽古を重ねるなかで宅間は、「期待を超える結果を出した。信頼している」と一目置いている様子だ。

一方の飯豊は、初顔合わせは「地獄のような時間だった(笑)」と振りかえる。「宅間さんの顔を一瞬だけ見て、あとは白いテーブルを見つめていました。出演者のみなさんは思いのたけを話されていたのに、私は『ついていけるように、迷惑かからないように頑張ります』の二言しか言えませんでした」。

開幕した今は、「みんなでひとつになっている時間は幸せ」と、笑顔を見せる飯豊。緊張も感じず、ハプニングも「ライブ感がある」と楽しんでいるようだ。

さらに、「初日の幕が上がる前は、ダンカンさんに『マリーちゃん、緊張しない魔法かけて~』と言われて、ツボ押しもしました(笑)」と、共演者からも頼りになる(?)存在に。

宅間が、「みんな、宅間対策で結束しているんだと思う」と厳しい稽古で知られる自己を分析すると、「それはありましたね」と即答する飯島。取材会でも息の合ったやり取りで笑わせた。

劇中に流れる『見上げてごらん夜の星を』は飯豊の歌声で、「彼女の歌もぜひ聞いてほしい」と宅間。八面六臂の活躍を見せる飯豊に期待したい。大阪公演は、12月4日から8日まで「梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ」(大阪市北区)にて。チケットは7900円(発売中)。

取材・文・写真/岩本

タクフェス第7弾『流れ星』

日程:2019年12月4日(水)〜8日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:7900円
電話:0570-200-888

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