大丸梅田に、女性の性に特化した新ゾーン

2019.11.22 09:00

生理週間を軸に女性のバイオリズムに寄り添うライフデザインを提案する「EMILY WEEK」(関西初出店)

(写真10枚)

「大丸梅田店」(大阪市北区)の5階に、女性のリズムに寄り添う新しい売り場「michi kake(ミチカケ)」が22日にオープン。女性の性や生理に関するアイテムを取りそろえ、百貨店としては新しいマーケットに挑戦する。

今回、婦人服のヤングゾーン「うふふガールズ」が展開されていたスペースをリニューアル。女性が持つ4つの周期「もやもや期」「キラキラ期」「ゆらゆら期」「どんより期」に合わせ、身の回りを彩る雑貨やアクセサリー、コスメが並ぶ一方で、体調や体型、生理など人には言いにくい女性特有の悩みに応えるべく、サプリや漢方、生理用品、女性用アダルトグッズなども販売される。

大丸梅田店の今津貴博店長は、「百貨店はオワコン(終わったコンテンツ)であると言われて久しい。かつては豊かさや憧れを提供し、お客さまから支持を受けてきた。その成功体験から、大きなトレンドや流行がなくなってきているにも関わらず、既存の人気ブランドを集めることに力を注いでそのなかで競争を繰りかえしてきた。それが今百貨店が面白くなくなってしまった原因で、大丸梅田はその代表だったと反省している」とコメント。

それを受け、「日本では女性の性と生理は『触れてはいけないこと』という風潮があり、すべてのお客さまに肯定的に受け入れられるとは思わないが、昨今のフェムテック(女性向け新市場)の広がりもあり、その価値観は若い人を中心に変わりつつある。このミチカケがそんな市場に寄与できるのではないかとワクワクしている」と、新たな挑戦となるミチカケゾーンについて期待を寄せた。

「若手メンバーが『女性のリズムに寄り添う』というすばらしいコンセプトを考えてくれた」と話す大丸梅田店・今津貴博店長(21日・大阪市内)

新ゾーンには、美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」のビューティーケアアイテム専門店や、女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」など、日本初出店の7ブランド、関西初出店の4ブランドを含む18ブランドが登場。営業時間は10時から20時30分(金土曜は21時まで)。

「michi kake」

2019年11月22日(金)オープン
住所:大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店5F
営業:10:00〜20:30(金土は〜21:00)

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本