梅田でポーの一族展、宝塚歌劇の衣装も

2019.11.27 07:00

今回の企画展のメインビジュアル。左からエドガー・ポーツネルと、アラン・トワイライトⒸ萩尾望都/小学館

(写真4枚)

名作を次々と生みだした漫画家・萩尾望都のデビュー50周年を記念する『ポーの一族展』が、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で12月4日から開催される。

1972年から1976年に『別冊少女コミック』を中心に人気を誇り、2016年に40年ぶりに復活した際はファンが歓喜した漫画『ポーの一族』(現在は不定期連載)。少年のまま生き続ける主人公エドガー・ポーツネルとその一族が、永遠の命だからこそ抱える心情を美しい世界観で描いている。

今回は『ポーの一族』の名場面をイメージしたエントランスからスタートし、同シリーズはもちろん、『トーマの心臓』など数々の名作の原画やカラー扉絵、予告カットなど300点以上が展示される。

花組公演『ポーの一族』の1シーン Ⓒ宝塚歌劇団
花組公演『ポーの一族』の1シーン Ⓒ宝塚歌劇団

また、宝塚歌劇団を11月24日で退団した花組トップスター明日海りおが主演を務め、チケットが瞬時に完売となった2018年上演のミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の衣装や小道具の展示も。萩尾望都が劇化を断り続けたなか、30年かけて実現した同作とあって、その再現力は必見だ。

またエドガーはもちろん、仲間となった相棒的存在アラン・トワイライトなど登場人物がデザインされた風呂敷(3520円)、ローズフレーバーティー(1080円)、ノリタケ製のティーカップ&ソーサー(6380円)などオリジナルグッズも販売。期間は12月16日まで、会場は9階の「阪急うめだギャラリー」。入場料金は当日一般800円ほか。

『デビュー50周年記念 「萩尾望都 ポーの一族展」』

期間:2019年12月4日(水)〜16日(月)※会期中無休  
時間:10:00~20:00(金土曜~21:00、最終日~18:00)※入場は閉場30分前まで 
会場:阪急うめだ本店9F阪急うめだギャラリー(大阪市北区角田町8-7)
料金:一般800円、学生600円、小学生以下は無料・同伴必要
電話:06-6361-1381

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本