紅ゆずる、歌広場淳のファン心に期待

2019.11.26 09:00

身長173㎝で、道を歩けば今も「男役ですね」と声をかけられる紅。「辞めてんけどな!」と大阪弁の紅節を披露

(写真3枚)

10月13日に宝塚歌劇団を卒業した元星組トップスター・紅(くれない)ゆずるが、来年2月開催のファーストコンサート『紅‐ing!!』で本格始動するにあたり、11月25日に大阪市内で会見をおこなった。

黒ベースのパンツスタイルで現れた紅は、男役時代と変わらないクールな装い。宝塚歌劇を心底愛するハートフルなエンターテイナーは、「宝塚が大好きという気持ちは永遠に薄れません。自分自身やり切ったと思って退団しました」と晴れやかな表情を見せつつ、「宝塚人生の中で培ったものをフルに活用し、新たな自分自身を発掘できれば」と、大ホールでの初主演コンサートに意気込む。

タイトルについては、「『紅ニュー』とか、『ニュー紅』とか考えたのですが(笑)、何十年とやってきたものを、急に新たにする器用さを私は持ち合わせていないので、『紅、続行』という意味を込めて決めました」と説明。

ディナーショーでも組んだ宝塚歌劇団の藤井大介が構成・演出、在団中に男役5人で結成したユニット「紅5(くれないファイブ)」のメンバーや、来年『エリザベート』に出演する小南竜平ら男性キャストを交えてのコンサート。スペシャルゲストとして、紅のファンを公言するゴールデンボンバーの歌広場淳(大阪・東京の各1公演のみ)も迎える。

バレンタインにちなんだ企画も予定。「男役脳を使い、喜んでいただけるものをと考えています」

「歌広場さんは一般のファンの方が踏み込めないところまで、訊いてくださるかなと思って。私はファンの方とのパイプを太くしていたいので、オファーさせていただきました」と、トークゲストとしての参加を予定。

内容はこれから固めていくとのことだが、「やはりナマの舞台はお互い発信するもので作品ができあがると思うので、コントとまではいかなくても、楽しい場面、笑える場面があれば」と、観客一体型の明るいコンサートを約束した。

大阪公演は「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて2月6日~9日。東京公演は「東京国際フォーラム ホールC」(東京都千代田区)にて2月13~15日上演。チケットはS席11000円ほか、1月11日発売。

取材・文/小野寺亜紀

『紅‐ing!!』

日程:2020年2月6日(木)~9日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席11000円、A席7500円、B席5500円
※チケットは2020年1月11日(土)発売
電話:06-6377-3800

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本