実現不可能か、たこ焼き味のキットカット

2019.11.29 11:00

「この締結は、我々も楽しみにしている」と話すネスレ日本の高岡浩三代表取締役兼CEO

(写真4枚)

2025年に自社食品の包装100%リサイクルを目標に掲げている「ネスレ日本」(本社:神戸市中央区)が、大阪府と包括連携協定を締結。27日におこなわれた締結式で、世界でも先がけて紙の包装となったキットカットが話題にあがった。

2019年8月にキットカット大袋パッケージの包装が、紙製に変更。同社の高岡浩三代表取締社長は、「キットカットのパッケージが脱プラスチックを果たした。これは世界でもネスレグループでも初」と自信を覗かせた。

なかでも、お土産用に約20種が発売されている「ご当地キットカット」は全国で人気の商品。これまで京都版に加えて関西版はあるものの、現在大阪からは発売されていない。

大阪出身の高岡社長は、「今回の連携を機に大阪ならではのキットカットを開発したい。味としては、たこ焼きみたいなのができればいいかな・・・」と提案。

しかし、「たこ焼き味ですか・・・。ほぼ売れないんじゃないでしょうか」と吉村知事からツッコミが入り、会場からは笑いがこぼれた。

SDGS(持続可能な開発目標)など『大阪・関西万博』に向け目標が重なる両者。「同じ方向性で積極的に協力し合える」と今後に期待した。

取材・文・写真/岡田由佳子

「ご当地キットカット」

大阪府

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