今年のJC・JK流行語「ぴえん」が大賞

2019.12.2 17:00

JC・JK流行語大賞2019

(写真3枚)

◆みんなで楽しめるエキサイティングな動画コンテンツが人気

「モノ部門」では、2週間で10kg痩せるとうわさの「ハンドクラップダンス」が1位を獲得。ロサンゼルスを拠点に活躍するバンド、フィッツ・アンド・ザ・タントラムズの『Handclap』の曲に合わせて激しく踊る韓国人ユーチューバーの動画が話題となり、激しいダンスながら簡単な振り付けと楽曲のノリやすさで運動会や文化祭で度々披露され、人気となった。

2位の「PRODUCE101 JAPAN」(通称:日プ)は、韓国の人気サバイバルオーディション番組の日本版で、「国プ」と呼ばれる視聴者が投票しデビューメンバーを選ぶ斬新な選考方法と、番組中に見せる完成度の高いパフォーマンスで放送のたびに高い反響を得ているコンテンツ。

3位は今夏、街なかでほとんどの女子中高生が持っていた「ハンディファン」、4位はNMB48・吉田朱里プロデュースの「つやぷるリップ」、5位はAbemaTVの恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんには騙されない』がランクイン。

「アプリ部門」の1位は、撮影する瞬間から施される加工機能が「盛れる」というカメラアプリ「SODA」。自撮りなどをする際はSODAを中心としたカメラアプリでの撮影が女子中高生の間では暗黙の了解になっており、ノーマルカメラで撮影するのはマナー違反になるなど女子中高生の生活に深く浸透しているという。

2位は自分にそっくりな芸能人がわかるカメラアプリ「SNOW」の機能「そっくり診断」。3位はLINEのモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」、4位はシューティングゲーム「COD mobile」。

そして5位にランクインしたのはフードデリバリーのアプリ「Uber Eats」。家でNetflixなどサブスクコンテンツを観ながら女子会を楽しんだり、公園でデートの際に頼むなどカップルや友だち同士での幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得したという。

同社はこの結果に対し、「今年の流行を振りかえると、女子中高生たちは『ハンドクラップダンス』や『PRODUCE101 JAPAN」など、モノを中心に、より良質でみんなで楽しめるエキサイティングな動画コンテンツに非常に熱狂していた1年であったといえます。また『ぴえん』や『べびたっぴ』『3150』など、コトバの意味や中身よりも、響きやすさ&キャッチーさが重要視され、ワードにも『映え』を女子中高生たちが求めていることがわかります」とコメントしている。

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