「万博理念の見本」つんく♂がアドバイザー

2019.12.18 19:30

『大阪・関西万博』出展パビリオンについての有識者懇話会で特別アドバイザーに就任したつんく♂

(写真2枚)

2025年の『大阪・関西万博』に向けて大阪府と大阪市は12月18日、地元パビリオンの企画内容を話し合う有識者懇話(以下:会議)を設置。その特別アドバイザーに音楽プロデューサーのつんく♂とiPS細胞研究所の山中伸弥所長を起用したことを発表した。

1970年の大阪万博が「人類の進歩と調和」に対して、「命輝く未来社会のデザイン」がコンセプトの今回の万博。府と市では、すべての人が高齢になっても生き生きと健康に、生涯をまっとうできる社会の実現を目指している。

特別アドバイザーとなったつんく♂は、2014年に喉頭がんを患ったが、現在も総合エンタテインメントプロデューサーとして活躍。

松井市長は同日の定例会議で、「大病を患いながらもアーティストとして存在感を発揮している。まさに、『命輝く未来社会のデザイン』の見本のような方。万博のイメージを語ってもらえるのは、具体的なことを想像する力を与えてくれる」と期待した。

本会議の第1回目は、12月21日に開催。市は、府とともに地元出展についてさまざまな分野の有識者から意見を収集していくという。

取材・文・写真/岡田由佳子

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