つんく♂が万博会議に、ハワイから中継で

2019.12.22 10:00

ハワイから中継で会議に参加したつんく♂。会議は、会場となる夢洲が見える場所でおこなわれた(12月21日・大阪府庁咲州庁舎)

(写真3枚)

『大阪・関西万博』に関して地元出展パビリオンなどの企画を話し合う『有識者懇話会』の第1回が12月21日、「大阪府庁咲州庁舎」(大阪市港区)で実施。総合エンタテインメントプロデューサーのつんく♂が、ハワイから中継で参加した。

大阪府と市からの地元パビリオンなどを検討するこの会議。特別アドバイザーのつんく♂は、現在ハワイ在住のため、ネット中継での参加となった。

つんく♂との意見交換はチャット形式で、画面に映し出された文章を府職員が読み上げる形式。府職員が「こういった形式の会議は初めてです」と戸惑うなか、滞りなく会議は進行した。

つんく♂との意見交換は、チャット形式で画面に映し出された(12月21日・大阪府庁咲州庁舎)
つんく♂との意見交換は、チャット形式で画面に映し出された(12月21日・大阪府庁咲州庁舎)

今回、つんく♂が掲げたポイントは、「1.老いも若きも楽しめる(特に子どもさん)。2.カッコいい、でも敷居が高くない(カッコよくないと絶対にダメ)。3.ユーモアはあってもベタにならない(笑顔は大切ですが)、4.外国人にも難しくない仕組み(切符の自販機とか難しいのやだ!説明しなくてもできるよう)」と4点。

そして、「知恵を絞って一丸となれば、素晴らしいものを作りあげ、大阪・関西らしさを発揮できる」と意見し、万博へ期待に胸を膨らませた。

今後、府と市は同会議を複数回実施した上で、内容を整理して方向性を決めるという。さらに2020年12月頃には一般からの意見を募るパブリックコメントが実施され、翌2021年3月に出展基本構想を策定する予定になっている。

取材・文・写真/岡田由佳子

第1回『大阪・関西万博におけるパビリオン等地元出展に関する有識者懇話会』

『2025年大阪・関西万博』

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