GLAYが大阪のフェス降臨、誘惑で一体に

2019.12.27 08:00

『FM802 RADIO CRAZY』のステージに登場したGLAY(26日/大阪市内)提供:FM802 撮影:田浦ボン

(写真1枚)

大阪の年末恒例のロックフェス『FM802 RADIO CRAZY』の2日目が26日、「インテックス大阪」(大阪市住之江区)で開催。ロックバンド・GLAYが初出演を果たした。

『スター・ウォーズ』のテーマに合わせ、ライトセーバーを持ったHISASHIを先頭にGLAYメンバーが登場。TERUが「初のレディクレなので、どうぞお手柔らかにお願いします!」と叫び、『Winter,again』や『口唇』、インディーズ時代のデモテープに収録されている1992年の楽曲『Flowers Gone』を立て続けに披露。

TERUは「GLAYをあまり知らないと思うけど、適当に騒いで大丈夫なので、新鮮な姿を見せてください! ファンの人はノリ方を教えてさしあげてください、OK!?」と言い、全曲スクリーンにタイトルと歌詞を掲示しながらパフォーマンスを披露。初めての人も楽しめるような配慮が随所に見られた。

その後は、同局でDJも長年務めているJIROと仲良しのDJ・落合健太郎のリクエストに応えて『Way of Difference』、そして新曲の『Into The Wild』、「23年前にあるライターにダサいと言われたけどやり続けた(イントロでTAKURO「ダサくない!」)」という『生きてく強さ』など、デビュー25周年にふさわしい楽曲を熱唱。

この日同フェスに出演する若手ミュージシャンに向け、「GLAYはTAKUROが高1のときに結成されて、もう33年になるのかな? さっき演奏した1992年の曲みたいに、こうやってお披露目できるときが来るから過去の楽曲も大切にしてほしいし、ファンのためにも長く続けてほしいなと思います」と伝え、「僕らもファンの涙を見たくないから、ずっとずっと続けていきたい」と約束した。

最後にはヒットナンバーの『誘惑』『Bible』で、会場の後ろまで埋め尽くされた人々が一体となって盛り上がった。終演後、会場を出ながら「GLAY生で見れた」「すごかった」と興奮気味に語る若いロックキッズたちの姿が印象的だった。

この模様は2020年1月13日・19時から9時間ライブ音源だけの番組『RADIO de LIVE CRAZY』で放送される。

FM802 30PARTY『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2019』
日程:2019年12月25日(水)〜27日(金)
会場:インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)
料金:各日1日券9500円、2日券18500円、3日通し券28000円

FM802『RADIO de LIVE CRAZY』
放送:2020年1月13日(祝・月)・19:00〜28:00

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