カピバラとイノシシ、干支引き継ぎ式に

2019.12.27 16:00

イノシシのうーちゃん(0歳4カ月)とカピバラのナッツ(0歳6カ月)、後列左から通天閣観光の西上雅章会長と人形浄瑠璃文楽座の竹本津駒太夫ら(12月27日・通天閣)

(写真3枚)

新しい年の幸せを願う『干支の引継ぎ式』が12月27日、大阪を代表する観光名所「通天閣」(大阪市西成区)で開催。本物のイノシシとカピバラ(ネズミ)らが登壇し、「ハッピー・チュー・イヤー!」と幸せを願った。

通天閣の恒例行事となる同イベントは、今年で64回目。本物の動物が用意され、今年の反省と来年の抱負が発表されるのが恒例だ。

まずは「通天閣観光」の西上雅章会長が、亥の口上。「今年は、ラグビーW杯で日本代表が8強進出を遂げ『猪』突猛進、華々しい年になった一方で、あおり運転、暴走事故の多発を見ると『猪』『亥』い年(超いい年)とはいきませんでした」と、ダジャレ交じりの反省を述べた。

続いて新春に名跡・6代目竹本錣太夫(しころだゆう)を襲名する文楽の太夫・竹本津駒太夫(つこまだゆう)が登場。「『ねずみ』に水(寝耳に水)な明るいニュースが生まれる年になりますように。みなさま健康に『チュー』イ(注意)して、ハッピー『チュー』イヤー!」と子の口上を述べた。

年末年始も、通天閣は無休。朝8時半から夜9時半までの通常営業となる。

取材・文・写真/岡田由佳子

「通天閣」

住所:大阪市浪速区恵美須東1-18-6
時間:8:30〜21:30
料金:大人800円、小人400円
電話:06-6641-9555

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