大阪市掲げる2020年抱負、一字で「常」

2020.1.6 16:00

新年最初の定例会見で2020年の抱負を漢字一文字で「常」と表現した大阪市の松井市長(1月6日・大阪市役所)

(写真1枚)

大阪市の松井一郎市長は1月6日、新年最初の定例会見で2020年の抱負を漢字一文字で「常」と表現。「8年間、府と市が一体となって政策を進めてきた。今後も『常』に府市一体で職務に全力で取り組みたい」と意気込んだ。

2019年4月に大阪府知事から市長へと替わり、『G20大阪サミット』開催や『大阪・関西万博』に向けた取り組みなどに力を注いできた松井市長。

「令和2年・新年を迎え、みなさま方の1年が素晴らしい年であることを願う。就任後、大阪の成長や市民サービスの拡充に取り組んできた。今年も大阪の成長に向け、全力で取り組むのでよろしくお願いいたします」と挨拶した。

また、今年の抱負を漢字一文字「常」で表現し、「常日頃・平常。大阪府と市はこれまでの8年間もこれからも、『常』に一体という形を続けていく。都構想の住民投票は2015年にエキサイトしたが、今年は平常心のなかで国民のみなさんに評価していただきたい」と所信表明。

今後、『大阪・関西万博』の成功や幼児教育無償化、重大な児童虐待ゼロなど、着実に公約の実現を進めていくという。

取材・文・写真/岡田由佳子

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