京都出身の映像作家・林勇気、奈良で個展

2020.1.10 06:00

林勇気《ATOM-i》2018年/A-Lab 撮影:植松琢麿

(写真4枚)

「奈良市美術館」(奈良県奈良市)が始める新たな企画「オープンミュージアム・プロジェクト」。現代芸術の展覧会を通して、日常の世界の見え方や感じ方に変化を与える鑑賞体験を提案する。その第1回として、映像作家・林勇気の個展『ANIMATION』が1月10日よりスタート。

京都出身の林は、1997年より映像作品を制作。彼の作品は、自身で撮影した膨大な量の写真をコンピュータに取り込み、切り抜いたり、重ね合わせたりしたものだ。その制作プロセスや映像イメージは、デジタルメディアを介しておこなわれる現代のコミュニケーションや記録のあり方を想起させるとして高く評価されており、国内外で多数の展覧会に招かれている。

林勇気《another world-alternative》2017年

本展では彼の映像作品を紹介するほか、2019年11月におこなったワークショップで100人の子どもたちが制作したかわいいキャラクターを用いた新作も展示される。1月12日には、林勇気のアーティストトークが開催される(14時から)。期間は1月19日まで、入場無料。

林勇気展『ANIMATION』

期間:2020年1月10日(金)~19日(日)※1/14休
時間:10:00~17:30 ※入館は17:00まで
会場:奈良市美術館(奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ5F)
料金:入場無料
電話:0742-30-1510

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