広末涼子、中井と蔵之介は「京都の宝」

2020.2.2 18:50

左から佐々木蔵之介、中井貴一、広末涼子(京都市内・2月2日撮影)

(写真6枚)

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』の大ヒットお礼舞台挨拶として、中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子が京都市内の映画館に2月2日登壇した。

堺を舞台とした映画『嘘八百』の続編となる同作は、京都で撮影。中井貴一と佐々木蔵之介が「骨董コンビ」の小池則夫・野田佐輔を、マドンナ役として広末は京美人役の橘志野を演じている。

「普通は、映画って京都は舞台挨拶を飛ばすんですよ。大阪でやっていたら京都の人が来てくれるだろうみたいな。でも、今回は京都が舞台です!」と、両親が京都出身という中井貴一は気合いを込めて観客に向けて語りかける。

佐々木は、「京都で愛していただければ幸いです」と、中井は「回りの方に、隣の方に・・・町内会の回覧板を回してもらってもいい」と観客にアピール
佐々木は、「京都で愛していただければ幸いです」と、中井は「回りの方に、隣の方に・・・町内会の回覧板を回してもらってもいい」と観客にアピール

さらに俳優だった父、佐田啓二についても触れ、「親父は2歳半のときになくなったんですけれども、とっても京都を愛していました。本当は東京で俳優をやりたくなかったみたいです。僕も時代劇で京都に来ることはあるんですけれども、現代劇というのはとても少なくって。今回は本当に幸せです」と話す。

京都出身の佐々木も、「中学・高校時代は、新京極や寺町を意味もないのにウロウロしていました。いっぱい映画館もありましたしね。ここで、舞台挨拶をさせていただくなんて想像もしていなかった。撮影は苛酷ではありましたけれども、心は穏やかで幸せな気持ちでありました」と、感慨深い様子。

また、2人とともに撮影や舞台挨拶などで長時間一緒に過ごした広末は、「この2人は京都のお宝だなと思いました。こんな大俳優さんなのに、謙虚で、京都をこんなに愛していらっしゃって、だからこんな良い映画ができるんだなって、改めて感じました」と微笑みながら語った。同映画は現在、公開中。

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』

公開中
監督:武正晴
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、ほか
配給:ギャガ

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