佐々木蔵之介「実は貧乏だったんですよ」

2020.2.3 08:00

佐々木は、続編のオファーがあった際、「あのしんどいことをもう1回やらなあかんのか。あれはしんどかったからこそ、面白かったのだろうと」と引き受けたそう

(写真8枚)

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』で主演を務める中井貴一と佐々木蔵之介が、ヒロイン役の広末涼子と京都市内の映画館で舞台挨拶に登場。撮影秘話などを語った。

大阪・堺で撮影された前作『嘘八百』の撮影場所の際は、無人のアパートを利用。そのためトイレが使用できなかったそうで、「トイレはコンビニで借りてくださいって。映画研究会がやるみたいな・・・ほぼ自主映画だったよね」と、振りかえる佐々木。

中井も「何か買わないと気が悪いじゃないですか、だから、小銭を持って、トイレ貸してもらいますって」と話し、今回の京都撮影については「今回も不動産屋さんから新大宮の商店街にある空き家を貸してもらって、風通しの良い。ちょうど1年前の今ぐらいで、この時期の風通しの良さってひどいね」と、笑って明かした。

また、映画でお気に入りの撮影場所を司会者から訊ねられ、佐々木は考えこんだ後に「寒さしか思い出せないですね。貴一さんが貧乏くさい話をするんですけれども、実は貧乏だったんですよ。前回は撮影日が16日間で、今度はもっと良くしましょうって言われて、4日間増えたんですけれどもあまり変わらなかった」と話し、繰り返し「しんどかった」ことを吐露した。

左から中井貴一と広末涼子。「この嘘八百という映画の良さは地元密着型なんですよ」と中井
左から中井貴一と広末涼子。「この嘘八百という映画の良さは地元密着型なんですよ」と中井

広末も「おふたりが出演されているので、こんな状態だとは思わなかった」と、撮影の予算の少なさに驚いたようだった。同作は、佐々木と中井演じる「骨董コンビ」が、古田織部の幻の茶器を巡って、京都を舞台に広末涼子とともにコメディを繰り広げる。同作は現在、公開中。

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』

公開中
監督:武正晴
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、ほか
配給:ギャガ

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本