松村邦洋「甲子園で、帽子を叩きつける原監督見たい」

2020.2.5 17:00

次々とモノマネを披露する松村邦洋(2月4日・大阪市内)

(写真3枚)

熱狂的な虎党で知られるタレント・松村邦洋が、映画『阪神タイガース THE MOVIE〜猛虎神話集〜』の先行上映会に2月4日に登場。得意の野球に関するモノマネを連発した。

同じくゲストで登壇したミスタータイガース・掛布雅之氏や、1985年に阪神を日本一へと導いた吉田義男監督らになりきってトークを進める松村氏。掛布氏の入団当時のことについては、「浪速の春団治」ことOB・川藤幸三氏を真似ながら、「ワシはあの頃はまだ走れましたからね。1985年はベンチで焼きそばを焼いていましたけどねぇ。(掛布の入団時は)何がカケやぁと思っていましたけどねぇ」と川藤氏の心境を代弁。

1999年から2001年まで3年連続最下位に沈んだ暗黒期に関しては、当時の指揮官・野村克也氏の口調で「マー君、神の子、不思議な子。カツノリ、俺の子、普通の子。3年間のメールアドレスは『スランプ・スランプ・ドット・オチコム』でした。私が鍛えて、鍛えて星野(仙一監督)で優勝。楽天も私が鍛えて星野で優勝・・・」と冗談をまじえながら、本家さながらのボヤキを披露した。

ただ、司会者から2020年の阪神の展望を尋ねられると、素に戻って「藤浪晋太郎投手にがんばってほしい。(臨時投手コーチの)山本昌さんが付きっ切りでやっているから、なんとか」と近年不振の元エースの復活を祈願した。

さらに、「今年は甲子園のベンチで、(読売ジャイアンツの)原監督が帽子を叩きつけるところが見たい」とライバル球団を挑発。2003年の阪神巨人戦で、原監督が自軍選手のエラーに激昂し、帽子を地面に投げつけた場面の再現をのぞんだ。『阪神タイガース THE MOVIE〜猛虎神話集〜』は2月14日より公開される。

取材・文・写真/田辺ユウキ

『阪神タイガース THE MOVIE~猛虎神話集~』

2020年2月14日(金)公開
監督:石橋英夫
ナビゲーター:掛布雅之 
ナレーション・出演:石坂浩二
出演:佐藤隆太、松村邦洋、千秋
配給:KADOKAWA

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