ニフレルに「泳ぐ」テーマの新ゾーン、影による演出

2020.2.9 09:00

これまでの「すがたにふれる」ゾーンが改装され、この「泳ぎ」に特化したゾーンへと生まれ変わる

(写真3枚)

大阪の水族館「海遊館」がプロデュースするミュージアム「ニフレル」(大阪府吹田市)に、新たな展示エリアが誕生。新ゾーン「およぎにふれる」が2月28日にオープンする。

色彩、形態、行動、わざなど、生きものの多様性をテーマごとに展示する同施設。今回の新ゾーン「およぎにふれる」では、「影」を使った様々な空間演出によって、生きものたちの「泳ぎ」を表現する。

たとえば、光でくっきり映し出した生物の影に注目することで、波打つようにヒレを動かしたり、体全体をくねらせたり、ダンスのようにひらひら泳いだりと、それぞれが持つ個性的な泳ぎ方を発見できるという。

展示される生きものは、体を開いたり閉じたりして泳ぐクラゲ「ブルージェリーフィッシュ」など合計13種86点の予定。またエリア内の天井や壁面には、水紋や水滴の美しい模様を投影し、生きものたちが暮らす水の世界に共存しているかのように演出される。

小畑洋館長は、「水中という重力に縛られない環境で進化適応した生きものたちは、多様な「泳ぎ」をうみだしました。ニフレルならではの「影」による空間演出で、生きものたちの「泳ぎ」に新たな視点で気付いて頂きたいと思います。」とコメント。

今年で創業5周年を迎えるニフレルでは、今後も展示のリニューアルが計画されており、2021年にも新たなゾーンが誕生予定。

「NIFREL(ニフレル)」

住所:吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
営業:10:00〜20:00(最終入場は閉館1時間前、季節によって営業時間の変更あり)
料金:大人2000円、小・中学生1000円、幼児600円
電話:0570-022060

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