テレビ大阪・和風総本家が最終回、職人のその後に迫る集大成

2020.3.15 21:00

最終回を迎えるバラエティ番組『二代目 和風総本家』の豆助と出演者ら。左から萬田久子、前田吟、鈴木福、東貴博 (c)テレビ大阪

(写真2枚)

日本のすばらしさを届けるバラエティ番組『二代目 和風総本家』(テレビ大阪)が、3月19日で最終回。2時間スペシャルとなるこの放送では「その後、お元気ですか?」と題し、取材先の「その後」を追いかける。

前身番組『和風総本家』がスタートしてから12年、これまで4000人近い職人たちを取材してきたという同番組。今回再び訪れたのは、月日を経て放送時から激変したという取材先だ。

まず訪ねたのは、2011年に取材した愛媛で鬼瓦を作っていた当時23歳の女性職人。今も変わらず職人を続けていた彼女だが、この9年の間で彼女の環境にある変化が起きたという。

また、6年前に「築地市場」で手押しの台車「小車」を作っていた職人も登場。市場が豊洲に移転した今訪ねてみると、市場の構造が変わったことで思わぬ影響を受けていた。このほか生涯現役を貫く名工、伝統を受け継ぐ若い世代など、さまざまなビフォーアフターの集大成を再取材。

番組のチーフプロデューサーは、「この12年間、日本ではさまざまなことが起きました。災害や不況・・・そんな逆境のなかでも、ひたすらに技を磨き続け、日本を支えてきた職人さんたちに我々スタッフも勇気をもらえたような気がします」と敬意を表した。

また、番組のマスコット犬として代替わりしてきた柴犬の「豆助」についても「23代続いた豆助の『その後』もちょこっと紹介します!」とのことで、豆助ファンにも見逃せない最終回となりそうだ。

出演はレギュラー陣の前田吟、萬田久子、東貴博、鈴木福。この模様は3月19日・夜9時58分から放送される。

文/たなかゆうこ

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