春の到来を知らせる、六甲山上のカタクリが見頃ピークに

2020.4.12 07:00

六甲山上で見頃を迎えている多年草の「カタクリ」 提供:六甲高山植物園

(写真1枚)

神戸・六甲山上にある「六甲高山植物園」(神戸市灘区)で、春の到来を告げる多年草「カタクリ」が見頃を迎えている。

ほかの植物より一足先に花を咲かせ、春の到来を知らせる可憐な姿から「春の妖精」と呼ばれる「カタクリ」(ユリ科)。「カタクリ」は晴天時のみ花開き、淡い紫色の花びらを大きくそりかえして、うつむき加減に咲くのが特徴だ。

市街地より5度ほど気温が低い六甲山上だが、今年は暖冬ともいえる暖かな日差しを受けてか3月下旬に一気に咲き始め、例年よりやく1週間ほど早く見頃になったという。園内では約5000株が随時開花しており、見頃は4月中旬までとなる見通しだ。

なお六甲山上の関連施設は現在、新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言の発令を受けて臨時休業中。休業期間は5月8日までを予定しているが、状況により変動の場合あり。詳細は公式サイトにて。

文/たなかゆうこ

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