滋賀を応援し続ける、西川貴教に称賛の声

2020.4.17 16:30

2008年より県の観光PRを積極的に行っている西川(写真は2018年7月、JR米原駅にて)

(写真1枚)

「滋賀ふるさと観光大使」を務めるアーティスト西川貴教が4月14日、滋賀県に新型コロナウイルス感染症対策として300万円を寄付。SNSでは感謝と賞賛の声があがっている。

滋賀県出身の西川は、「家族が県内の医療機関にお世話になっていることもあり、僕に何かできることはないかと考えた。県の医療や福祉、介護関係者の皆さんの感染症対策に役立ててほしい」との思いから、寄付を決めたという。

琵琶湖を守る取り組みや、文化財の魅力を発信するなどの16種類の目的のほか、新型コロナウイルス感染症対策にも活用される「滋賀応援寄付」となる今回、滋賀県はマスクなど衛生用品の購入を予定している。

西川の善意について「大変感謝している。いただいた寄付金は、大切に使わせていただきます」と県の担当者は話す。SNSでは、「今や滋賀の救世主」「地元を大事にする芸能人って素敵」「医療従事者として、感謝申し上げます」「滋賀県の守り神みたい」というコメントが相次いでいる。

なお、西川は2月にも、自身が主催する『イナズマロックフェス2019』の収益から、琵琶湖の環境保全を目的に県と草津市へ計300万円を寄付したばかりである。

取材・文/中河桃子

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