くら寿司、自社製造の消毒液「微酸性電解水」を自治体に無償提供

2020.4.28 14:00

「くら寿司」加工センターでの微酸性電解水の製造装置装置

(写真1枚)

回転寿司チェーン「無添くら寿司」(本社:大阪府堺市)は27日、アルコール消毒液が不足する自治体に向けて、自社製造の消毒液「微酸性電解水」を5月1日より3カ月間、無償提供すると発表した。

この「微酸性電解水」は、塩酸、または塩酸に塩化ナトリウム溶液を加えて適当な濃度に調整した原液を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液で、殺菌作用が高い電解水。同社では、大阪および福岡の同社加工センターで毎日製造し、同センター内の設備や加工器具、また店舗などの消毒殺菌用として使用しているという。

今回、アルコール消毒液不足に悩む自治体に対して、1カ月最大100トンを目途に毎日無償提供。1自治体につき、1回あたり0.5トン(1自治体あたり、1週間に1回のみ申し込み可)。希望自治体は、4月29日に開設予定の同社のサイトより申し込みできる。

「くら寿司」

本社:大阪府堺市中区深阪1-2-2

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