オンラインでどこまで遊べるか、関西の制作会社が実験

2020.5.4 13:00

5月4日より3日間開催される遊べる在宅フェス『ゴールデンリモート』

(写真4枚)

Zoomなどのチャットアプリを使うイベント『遊べる在宅フェス ゴールデンリモート』が、5月4日から開催。オンラインでどこまで遊べるのかを実験するという。

これは、過去多くのイベント企画を手がけてきた大阪の制作会社「人間」(所在地:大阪市西区)が、「外出不要なイベントは一体どこまでやれるのか」と新たな可能性を探るために企画したもの。

内容は「パーティーゲーム」「紙芝居」「謎解き」の日替わりで、京都のアナログゲーム製作会社「TANSAN」や、関西を中心に活動する紙芝居師・ガンちゃんなど関西の企業やクリエイターが企画・制作に参加。いずれも新型コロナウイルスにより集客面などで大きな影響を受けている団体で、そういった事業者に向けて新たなサービス提供の機会を作るのも、今回の重要な目的なのだという。

株式会社人間は、「遊びやエンタメを作る私たちが活躍できる場が、みごとにすべて無くなってしまいました・・・と、思ったんですが、『無くなった』のではなく『変わった』だけかもしれないなと」とコメント。

そして「考えてみれば、私たちは常に社会の変化を察知し、形を変えて表現活動をしてきました。今回もそれが異様な速さで来ただけであり、こっちも速さを持って変化をすれば、新しい表現を発見できるかも知れません」と意気込む。

イベントは4日から6日までの3日間。イベント参加の抽選申し込み期間は終了しているが、ライブ配信からその模様を見ることができる(6日は上演後YouTubeで公開予定)。配信先は当日、同社公式ツイッターで告知される。

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