突然の「変態」予告、休館中の京都水族館に一体何が?

2020.5.13 19:00

突如掲出された「京都水族館」の変態予告(写真は大阪・地下鉄梅田駅 東広場 ビックコラム)

(写真7枚)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末から休館している「京都水族館」(京都市下京区)。これまでも斬新な企画で驚かせてきた同館だが、11日に突如攻めた宣伝広告を掲出し、話題となっている。

近くで見ると、オオサンショウウオやペンギン、チンアナゴなど同館に住むいきものたちが描かれているが、少し離れると「変態予告」と読めるこの広告。実は同館のクラゲエリアがリニューアルオープンを予定しており、同館がまるでいきもののように次の形態へ変わっていく姿勢を「変態」という言葉で表現したという。

広報の松本さんは「クラゲエリアが当初4月下旬の公開予定だったのですが、臨時休館に伴って延期になりました。状況が収束することへの期待を込めて、今回このような広告を掲出させていただきました」と話す。

この広告はJR京都駅など京都市内のほか、大阪・梅田の地下街などにも掲出されており、SNSでは「強烈すぎて笑った」「ユニークな広告!」「想像するだけでわくわくする」「いきもののディテールが細かく描かれていて見応えがある」「早く行きたい」など、営業再開を待つ声も上がっている。

休館中も、ツイッターなどSNSでいきものの様子を発信し続けている同館。チンアナゴ同士の喧嘩に運悪く遭遇してしまったニシキアナゴの様子や、オットセイがひなたぼっこをする投稿が「ほっこりする」と話題になったり、GWには初の試みとなる無観客イルカパフォーマンスの生配信にも挑戦した。

「『感動しました』などの温かいコメントを多数いただき、2日間のライブ配信の合計いいね数が5万を超えるなど、大きな反響をいただいております。イルカも元気な様子で一緒にパフォーマンスを楽しんでくれました。いきものたちは変わらず元気に過ごしておりますので、引き続きSNSを通じてお届けしてまいりたいと思います」と話す。

営業再開については、今後の状況を判断し、決まり次第発表される。

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