通天閣が緑色に点灯、7日連続で大阪モデル条件達成

2020.5.14 20:30

緑色にライトアップした「通天閣」(14日・大阪市浪速区)

(写真6枚)

新型コロナウイルスに関する大阪府独自の警戒基準の到達レベル周知を目的とするライトアップで14日、観光名所「通天閣」(大阪市浪速区)が初めて緑色に点灯された。

周辺には撮影するため、大勢の報道陣らも集結。緑のライトアップを見た人々は、SNSで写真をアップし、「やったねー!」「すごいよ大阪」と喜ぶ人や、「引き続き感染予防」「これまでの努力が無駄にならない様に、これからも頑張りましょう」と改めて気を引き締める人など、さまざまなコメントがあがっている。

今回のライトアップは、「通天閣」と広告スポンサーの「日立製作所」が大阪府からの要請を受け、感染拡大に伴う自粛要請・解除の基準となる大阪府独自の基本的な考え方「大阪モデル」に基づく警戒基準の到達レベルを、「通天閣」の赤(警戒レベル)・黄(注意喚起レベル)・緑(基準内)の3色のライトアップで伝えるというもの。

感染経路が分からない患者の人数が10人未満、PCR検査の陽性率7%未満、重症患者用の病床使用率が60%未満、という3つの判断基準を7日連続で満たしたため条件達成となり、14日・18時30分、黄色から緑色へと変更された。

ほかにも「太陽の塔」や、「ダイキン工業」の看板「ぴちょんくん」も同様に、緑色にライトアップされている。以降は自粛解除が段階的に進められる予定だという。

写真/バンリ

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