全国の高3球児に「甲子園の土」を…阪神タイガースが贈呈

2020.6.9 07:15

「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)

(写真2枚)

「阪神タイガース」と「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)が8日、日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員を対象に、「甲子園の土」が入ったキーホルダーを贈呈することを明かした。

これは、新型コロナウイルスの影響で夏の全国高校野球と予選の地方大会がすべてが中止になったことを受け、阪神タイガースの矢野燿大監督をはじめとしたコーチ、選手たちの「高校球児のために何かできることはないか」という声により実現した企画。

キーホルダーのなかに入った甲子園の土の一部は、矢野監督やコーチ、選手をはじめ、阪神甲子園球場、阪神園芸、阪神タイガースの職員らが直接グラウンドから集めるという。

矢野監督は、「最後の夏に、甲子園出場に挑戦する機会さえなくなってしまった全国の高校3年生のみなさんに、現状を受け入れられないであろう方々もいるなかで、なにか少しでも前を向いてもらえることができないかと考え、選手、裏方みんなでエールの想いを込めて土を集め、お贈りします」とコメント。

キーホルダーは、8月下旬をめどに全国の学校に配送される予定。

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