「宝塚大劇場」再開に歓喜の声、さらにチケット入手困難に

2020.6.15 18:45

宝塚大劇場

(写真1枚)

宝塚歌劇の「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)が7月17日から、花組トップスター柚香光(ゆずかれい)のお披露目公演『はいからさんが通る』で再開。3月の公演中止から、約3カ月以上ぶりとなる。

SNSでは、「待ってたよ!!(感涙)」「大劇場の空気が吸いたい」「やっとはいからさんが通れる」と熱いファンの声が続々。それと同時に、もともと入手困難だった公演だけに、「席数が減るから倍率やばそう」といった声もあがっている。

実際、初日から2週間は1日1回(13時公演のみ)からスタート。座席の間隔は前後左右1席ずつ空けるとともに、最前列の座席の販売は見合わせるという。チケット購入枚数宝塚友の会会員先行販売でも、「(1公演につき)おひとり様1枚」という制限が設けられ、当日券は販売しない(ただし、当日B席、立ち見席は一般前売りにてチケットを大幅減少して販売)。もはや、努力ではなんともならず、希少なチケットを入手できるのは運任せとなるだろう。

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を徹底し、劇場では、体温検知器の設置、抗ウイルス・抗菌剤を座席や手すり、ドア、トイレなどに吹付加工。幕間も混雑を緩和するため5分延長して35分間に。楽団員の感染予防対策として録音演奏になり、一部店舗も休止。オペラグラスやブランケットの貸出も中止される。

また、観客は、マスク着用、アルコールでの手指消毒、規制退場、コロナ追跡システム等への協力が求められる。休演によって大幅にスケジュールが変更されたため、宙組三井住友カードミュージカル『アナスタシア』、雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~『シルクロード ~盗賊と宝石~』、星組『ロミオとジュリエット』などが中止となっている。詳細は公式サイトにて。

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