コロナ追跡システム導入「大阪にUSJは不可欠」と吉村知事

2020.6.18 16:15

パーク内レストラン「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」でデモンストレーションをおこなった吉村洋文知事(6月18日 提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

(写真3枚)

新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、大阪府が構築した『大阪コロナ追跡システム』。大阪府の吉村洋文知事が6月18日、同システムを導入した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)」(大阪市此花区)を訪れ、デモンストレーションを体験した。

同パークのすべてのレストランに導入されている同システム。入店時に提示されるQRコードを読み込みメールアドレスを登録することで、施設の利用者から感染者が発生した際に、大阪府から注意を促す案内が届く仕組みだ。

エントランスから一番近いレストラン「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」で同システムの利用方法を説明した吉村知事。「大阪を元気にするうえでUSJは不可欠な存在。『大阪の雄』であるUSJが『大阪コロナ追跡システム』を採用していることに感謝しています」と話した。

また、同パークの取り組みについて、「20店舗のレストランとエントランスにQRコードが設置され、レシートにも印字してあり登録しやすい。レシートは利用しやすいのでほかでもできないか検討します」と、他施設への活用にも言及。

さらに、「社会活動を続けていくためには、笑顔で『上を向いていこう』という雰囲気づくりも大切。大阪府・大阪市はUSJとも連携し、感染症対策を徹底しつつ大阪を盛り上げていきたい」と話した。

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